
はじめに:魚久で最も多くの方にご愛顧いただいている「ぎんだら京粕漬」
大正三年の創業以来、魚久の京粕漬は、贈答品として、またご家庭の食卓で、幅広い年代の方に長く親しまれてきました。数ある魚種のなかで、最も多くの方にご愛顧いただいているのが、看板商品の「ぎんだら京粕漬」です。
年末に向けて、お世話になった方への贈り物を考え始める方もいらっしゃることと思います。魚の粕漬けを贈ろうと考えたとき、どの魚から選べばよいのでしょう。このコラムでは、銀だら(銀鱈・ぎんだら)が粕漬けに向く理由、魚久のぎんだら京粕漬ができるまで、そして贈り方や味わい方をご紹介します。
第1章:銀だらは、粕漬けに合う魚
粕漬けにする魚にはさまざまな種類がありますが、銀だらは、身に蓄えた脂と粕床との相性がよく、粕漬けによく合う魚のひとつです。まずは、銀だらという魚の特徴から見ていきます。
1. 北の深い海で蓄えた、豊かな脂
銀だら(銀鱈)は、アラスカやカナダなど北太平洋の深い海に暮らす白身魚です。冷たい海で生き抜くため、その身にたっぷりと脂を蓄えています。白身魚でありながら脂乗りがよく、その脂が身全体に行き渡っているのが銀だらの特徴です。豊かな脂は、口どけがよく上品な甘みを持ち、しつこさを感じさせません。
銀だらと鱈(タラ)の違いについては、こちらのコラム【「銀鱈(銀だら)」と「鱈(タラ)」の違いとは?】でご紹介しています。
2. 脂と粕床の相性

銀だらの脂と相性のよい調理法のひとつが、粕漬けです。粕床にじっくりと漬け込むと、酒粕に含まれる酵素の働きで脂のコクと甘みが深まり、くせのない甘みがいっそうまろやかになります。あわせて魚特有の臭みがやわらぎ、素材の香りや風味が引き立ちます。
酒粕の酵素が身や脂にどう働くのかは、こちらのコラム【とろける食感はなぜ生まれる?銀だら粕漬けの上質な脂と酒粕の極上マリアージュ】で詳しくお伝えしています。
3. 焼き上げたときの、ふっくらとした身と香り
銀だらは火を通しても身が硬くなりにくく、焼き上げるとふっくらと仕上がります。焼くうちに脂が溶け出して表面の酒粕と混ざり合い、芳醇な香りと美しい照りが生まれます。キッチンに広がる酒粕の香ばしい香りと飴色の焼き色も、焼き上がりを待つ楽しみのひとつです。お箸を入れると、身はほろりとほぐれます。
第2章:魚久の「ぎんだら京粕漬」ができるまで
魚久のぎんだら京粕漬は、仕入れから漬け込み、熟成まで、職人が目で見て、手で確かめながら仕上げています。
1. 何十年と見続けた職人の目利き
粕漬けの味わいは、粕床だけでなく、どのような魚を選ぶかによっても変わります。魚久では、仕入れる魚を目利きの職人が一つひとつ見極めています。なかでも看板のぎんだらは、この魚を何十年と見続けてきた職人が担当し、身質や脂ののりを確かめながら、その時期に最もおいしいものを求めて仕入れています。
2. 手作業の漬け込みと、数日間の熟成
切身には、漬け込む前に下味の塩を振ります。雪が降るように柔らかく振る繊細な仕事で、許された職人だけが担当しています。塩をふることで余分な水分が抜け、そのあと粕床に漬けることで、酒粕の旨みや香りが身にしみ込んでいきます。
漬け込みも手作業です。ひときれずつ粕床に並べて酒粕を塗り、何層にも重ねていきます。魚は種類によって脂の乗りも身の厚さも異なるため、漬け込みの時間は魚種ごとに調整しています。
粕床に並べた切身は、数日間かけて熟成させます。熟成のあいだに身はやわらかくなり、酒粕の旨みが銀だらに移っていきます。保存料には頼らず、伝統の粕床と発酵の力で仕上げています。
第3章:贈り物としての「ぎんだら京粕漬」
ぎんだら京粕漬は、贈答品としても長くご愛顧いただいています。召し上がる方のこと、贈り先の方のことを考えたときに、贈り物に向いている理由をご紹介します。
1. くせがなく、召し上がる方を選ばない味わい
ぎんだらの粕漬けはくせがなく、好き嫌いが分かれにくい味わいです。熟成によって身がやわらかく仕上がっているので無理なくお召し上がりいただけ、お子様からご年配の方まで、召し上がる方を選びません。贈る相手の好みがはっきりとわからないときにも、選びやすい品です。
2. お客様からいただくお声
ぎんだら京粕漬には、召し上がったお客様から「口に入れるととろける」「コクがあり、後味が上品」といったご評価をいただいています。一度召し上がった方がご家族やご友人に勧めてくださり、ご自身でもまた注文してくださる。そうした積み重ねが、看板商品として長くご愛顧いただいている背景にあります。
3. 届いてからの扱いやすさ
ぎんだら京粕漬(生・冷蔵)は、ひときれずつ個包装でお届けします。冷蔵で7日間、冷凍で30日間保存でき、個包装のまま冷凍できるので、贈り先の方がご自身の都合に合わせて、食べたい分だけ取り出してお召し上がりいただけます。
召し上がる前には、表面の粕を必ず水で洗い流し、キッチンペーパーなどで水分を取ってから、弱火でじっくり焼いてください。商品には写真付きの「上手な焼き方」を同梱しており、焼き方の動画を見られるQRコードも付いています。粕漬けを初めて召し上がる方にも、安心してお使いいただけます。
第4章:ぎんだら京粕漬の贈り方・味わい方
1. ぎんだらだけを詰め合わせた「Gシリーズ」(生・冷蔵)
「Gシリーズ」(生・冷蔵)は、脂ののったぎんだらの切り身だけを詰め合わせた詰合せです。
G-5・G-7・G-10の3種類があり、入っているきれ数によって、贈る先や召し上がる人数に合わせて選べます。
ぎんだらだけの詰合せは食卓の主菜として満足感があり、「魚久といえばぎんだら」という方や、ぎんだらを存分に味わいたい方への贈り物に向いています。会社の上司や取引先、ご年配の方など、目上の方へのご挨拶や特別なお祝いにもおすすめです。
ぎんだら京粕漬 詰合せ Gシリーズ(生・冷蔵)
https://uokyu-onlineshop.jp/SHOP/174547/90978/list.html
2. 焼き上げたぎんだらを詰め合わせた「冷凍焼魚ぎんだら詰合せGYシリーズ」(焼・冷凍)
「冷凍焼魚ぎんだら詰合せGYシリーズ」(焼・冷凍)は、粕床に漬けたぎんだらをじっくり焼き上げ、急速冷凍してパック詰めにした詰合せです。
GY-4・GY-6・GY-8と、きれ数の違う3種類があります。電子レンジで1〜2分温めるだけでお召し上がりいただけ、冷凍で90日間保存できます。お持ち歩きには向かないため、贈り物にはお届け先へ直接お送りいただくようお願いしています。
焼魚ぎんだら京粕漬 詰合せ GYシリーズ(焼・冷凍)
https://uokyu-onlineshop.jp/SHOP/295806/295807/list.html
焼きたての香りまで楽しめるGシリーズと、温めるだけで食卓に出せるGYシリーズ。どちらも下ごしらえや味付けの必要はありませんので、贈る相手の暮らしを思い浮かべながらお選びください。
3. ひときれから、ご自宅で

ぎんだら京粕漬(生・冷蔵)と冷凍焼魚ぎんだら京粕漬(焼・冷凍)は、オンラインショップでひときれから注文できます。
ぎんだら京粕漬(生・冷蔵)はご自宅用の簡易包装で、冷凍焼魚ぎんだら京粕漬(焼・冷凍)はひときれずつパックしたものを配送用の段ボールに入れてお届けします。どちらもご自宅向けのお届けですので、贈り物を選ぶ前にご自身で味を確かめたいときや、自分へのご褒美にお使いください。
ぎんだら京粕漬(生・冷蔵)は、冷蔵で保存しているあいだにも風味が変化し、日を置くと甘みや酒粕の香りが深まっていきます。届いてすぐと数日後とで、味わいの違いを比べてみるのもひとつの楽しみ方です。
ぎんだら京粕漬 (生・冷蔵)
https://uokyu-onlineshop.jp/SHOP/PGIN.html
焼魚ぎんだら京粕漬 (焼・冷凍)
https://uokyu-onlineshop.jp/SHOP/YAKIGIN.html
4. 年末のご挨拶に贈るとき
お歳暮として贈る場合は、表書きを「御歳暮」とした短冊のしをお付けできます。ご注文時にご指定ください。お届け希望日がある場合は、配送日数をご確認のうえご注文ください。
お歳暮を贈る時期や、時期を過ぎた場合の贈り方は、こちらのコラム【【お歳暮】時期・贈り方・ギフト選びのご参考に|人形町・魚久】でご紹介しています。
結び:銀だらの粕漬けを、大切な方へ
魚久のぎんだら京粕漬は、北の深い海で脂を蓄えた銀だらを職人が目利きして仕入れ、受け継いできた粕床に手作業で漬け込み、数日間かけて熟成させた品です。ご家庭で焼き上げるGシリーズ、温めるだけのGYシリーズ、ご自宅用のひときれから、贈る方や召し上がる場面に合わせてお選びください。年末のご挨拶や日頃の感謝を伝える贈り物に、ぎんだら京粕漬をお役立ていただければ幸いです。
執筆:C・A

●ぎんだら京粕漬詰合せGシリーズ(生・冷蔵)
https://uokyu-onlineshop.jp/SHOP/174547/90978/list.html
●焼魚ぎんだら京粕漬 詰合せ GYシリーズ(焼・冷凍)
https://uokyu-onlineshop.jp/SHOP/295806/295807/list.html
ぎんだら京粕漬 (生・冷蔵)
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焼魚ぎんだら京粕漬 (焼・冷凍)
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