
はじめに:食卓の変化に寄り添って
年齢を重ねるにつれて、少しずつ変化していくのが「食事」にまつわる環境です。「最近、硬いものを噛みにくそうにしている」「魚は好きだけれど、グリルの後片付けがたいへんで敬遠しがちになった」。ご両親や祖父母について、そんなお話を耳にすることがあります。
敬老の日や記念日、あるいは季節のご挨拶の折に、おじいちゃんおばあちゃんへ食べ物のギフトを贈りたいと考えたとき、お相手の日々の暮らしに寄り添った品を選ぶことは、ひとつの心遣いになります。せっかくですから、受け取ったときだけでなく、召し上がるその時まで心地よく過ごしていただきたいものです。
大正三年創業の魚久(うおきゅう)は、東京・日本橋人形町の地で、複数種類の酒粕と調味料を独自の配合で熟成させた粕床を守り続けてまいりました。保存料に依らず、伝統の粕床と発酵の力で魚の旨みを引き出した京粕漬は、ご年配の皆様の食卓を彩るお品として長年ご愛顧いただいております。
今回は、ご年配の方へのギフト選びでよくいただく「身は柔らかいですか」「骨は残っていますか」「火を使わずに用意できますか」というご質問にお答えしながら、電子レンジで温めるだけの「冷凍焼魚LYシリーズ」(焼・冷凍)をご紹介します。
第1章:硬いものが食べづらい方へ。魚久の京粕漬の柔らかさ
Q:祖父母に魚久のお魚を贈ろうと思っています。硬いものが噛みにくくなってきたのですが、粕漬けは柔らかく召し上がれますか。
A:酒粕の働きにより、身はやわらかく仕上がります。なかでも看板商品のぎんだらは、もともとの身質が柔らかく、ご年配の方にも召し上がりやすい魚です。
1. ぎんだらの脂と身質
銀だらは北太平洋の深海に生息し、極寒の海で生き抜くために全身に豊かな脂を蓄えています。水分が少なく脂が多いため、加熱しても身が縮みにくく、口の中でとろけるような食感を生み出します。口どけがよく上品な甘みを持ち、しつこさを感じさせないのが特長です。
2. 酒粕の酵素による身の柔らかさ
漬け込みに使用する酒粕は、日本が誇る優れた発酵素材です。酒粕の酵素が魚のタンパク質を分解することで旨みとなるアミノ酸が生まれ、身も柔らかくなります。あわせて、酒粕に漬け込むことで魚特有の臭みがやわらぎ、素材の香りや風味が引き立つのも、熟成による恩恵のひとつです。
お箸をすっと入れるだけで切れる身質になりますので、噛む力が弱くなってきた方にも和食の味わいをお楽しみいただけます。
第2章:ぎんだら京粕漬の食べやすさ
Q:おじいちゃんおばあちゃんにお魚を贈りたいのですが、小さな骨が喉に引っかからないか心配です。取り除いてありますか。
A:三枚おろしにしているため大きな骨はありません。小さな骨は残っておりますのでご注意ください。
1. 三枚おろしと手作業の切身加工
魚久が粕漬けに使う魚は、すべて三枚おろしにしています。時間のかかる作業ですが、大きな骨のない状態でお届けするためのものです。あわせて、酒粕が身にまんべんなく行き渡りやすくなるという利点もあります。細かな骨を一本ずつ抜く工程はないため、小さなものは残ります。骨の入り方は魚種によって異なります。
切身は年間数百万切れを職人の手作業で加工しています。求められるのは丁寧さと、ひときれの大きさを均等に仕上げる正確さです。
2. ぎんだらのほぐれやすさ
ぎんだらは酒粕の働きで身がやわらかくなり、お箸を入れるとほろりとほぐれます。小骨にも気づきやすいので、取り除きながらお召し上がりください。
第3章:火を使わないおかず。ご年配の方に喜ばれる冷凍焼き魚
Q:一人暮らしの高齢の母にお魚を贈りたいのですが、火の元や後片付けの負担が気になります。簡単に用意できるものはあるでしょうか。
A:「冷凍焼魚LYシリーズ」(焼・冷凍)は、電子レンジで約1分温めるだけでお召し上がりいただけます。
1. 電子レンジで約1分
火を使う調理が少し大変になってきたご年配の方や、家事の負担を減らしたいという場合に重宝されているのが、「冷凍焼魚LYシリーズ」(焼・冷凍)です。提携工場で魚種にあった温度と時間で丁寧に焼き上げ、パックしました。お召し上がり方は、パック上面の透明フィルムを点線まではがし、電子レンジに入れて約1分温めるだけです。
2. 煙・におい・洗い物
● ガスコンロやグリルを使わずに用意できます
● 煙が出ず、お部屋に魚のにおいがこもりません
● フライパンや網などの調理器具を洗う必要がありません
3. 冷凍で90日間の保存
お客様のお手元に届いてから、冷凍で90日間保存いただけます。一度にたくさん召し上がるのが難しいお一人暮らしやお二人暮らしのご家庭でも、冷凍庫に入れておけば、その日食べたい分だけをひときれずつ温めることができます。
第4章:電子レンジで温め直してもふっくら仕上がる理由
「レンジで温めるだけの焼き魚」と聞くと、水分が飛んでパサついてしまうのではないかと心配される方もいらっしゃるかもしれません。「冷凍焼魚LYシリーズ」が食感を保てるのは、製造の工程によるものです。
1. 提携工場での仕上げと急速冷凍
提携工場では、魚種にあった温度と時間で、表面に香ばしい色がつくまで丁寧に焼き上げます。その焼き上がりを急速冷凍して、旨みを閉じ込めます。
2. ご家庭での温め直し
ご家庭では電子レンジで温めてください。「焼く」のではなく「温め直す」ことで、専門店の味をお楽しみいただけます。
銀だらの上質な脂は加熱後も身の中に残るため、電子レンジ調理でもしっとりとした食感が保たれます。
第5章:ギフトとして贈る
「冷凍焼魚LYシリーズ」(焼・冷凍)はお持ち歩きに向かないため、お届け先へ直接お送りいただくことをおすすめしています。
1. 事前のお知らせ
「冷凍焼魚LYシリーズ」(焼・冷凍)は、解凍されると品質が維持できなくなる商品のため、直接配送の際は、今回は冷凍の焼き魚であることと、受け取ったらすぐに冷凍庫へ入れていただきたいことを、事前にお電話等でお伝えしておくと安心です。魚久には冷蔵の商品もありますので、先にお知らせしておけば、届いたときに迷ずに済みます。まとまった数をお贈りになる場合は、冷凍庫の空きについてもひと言添えて確認しておくと、より安心です。
2. のし
敬老の日の贈り物としてお届けする場合は、のしをお付けできます。魚久では「敬老の日」や「御祝」といった短冊のしをご用意しております。箱を開ける前から、おじいちゃんおばあちゃんへの感謝やいたわりの気持ちが伝わります。ご注文時に、のしの種類をご指定ください。
冷凍焼魚LYシリーズ(焼・冷凍) はこちら
https://uokyu-onlineshop.jp/SHOP/295806/295807/list.html
結び:暮らしに合わせて選ぶ、贈り物
召し上がるときのこと、台所に立つときのこと。移り変わっていく暮らしに合わせて品を選ぶことが、ご年配の方への食べ物ギフトのひとつの考え方です。
魚久の「冷凍焼魚LYシリーズ」(焼・冷凍)は、酒粕の酵素の働きで柔らかく仕上げた京粕漬を、提携工場で焼き上げてパックしたものです。火を使わず、電子レンジで温めるだけの一品です。
美味しいものを召し上がっていただきたい、お健やかにお過ごしいただきたい。そんな願いとともに、今年の敬老の日や記念日には、おじいちゃんおばあちゃんの食卓へお届けしてみてはいかがでしょうか。
執筆:F.S

夏の贈り物に。想いが伝わる魚久のギフト。
●定番詰合せ「Eシリーズ」(生・冷蔵)
https://uokyu-onlineshop.jp/SHOP/174547/314390/list.html
● 冷凍焼魚シリーズ(焼・冷凍)
https://uokyu-onlineshop.jp/SHOP/295806/295807/list.html

